長年にわたり、吉本新喜劇の舞台をはじめ、テレビやマラソンなど幅広い分野で活躍してきた間寛平さん。その親しみやすいキャラクターと独特のギャグで多くの人に愛され続けています。2022年からは吉本新喜劇のゼネラルマネージャーとして、新喜劇の魅力を次の世代へつなぐ役割も。そんな寛平GMがプロデュースする「新喜劇出前ツアー2026」の秋田公演が9月に開催!
全国各地へ笑いを届ける公演に込めた思いや、秋田公演の見どころなど、お話を伺いました。

寛平さん もう数えきれないぐらい来てますね。全部飛行機だったんだけど、今回だけは新幹線。めちゃめちゃかかるやん! びっくりしたわ。田んぼの横走ってるし、踏切があるやん。「そんな新幹線、初めてやわ!」思って。新幹線って普通10mから20mぐらい高いところを走ってますからね、人が入って来んように網もちゃんとしてる。それがなんやこれ。横は田んぼや、畑や、農作業してるやんって。で、途中で急に「あれバックしてる?」。待てよ、向かいのやつが動いているからか思ってたら、こっちが動いてるって。気づいた時、吐きそうになったもん(笑)。

あとびっくりしたんが、在来線の通過待ちな。普通、新幹線が通るから在来線はお待ちくださいやのに。在来線が通るから新幹線お待ちくださいっておかしないか!? おかしいでしょ、新幹線が強いねんで、順番で言うたら!
そんで、秋田まで来るのに4時間 ! だいぶね、ちょっと大変。なんで新喜劇(寛平GMプロデュース公演 新喜劇出前ツアー2026)はすいません、飛行機で来ます(笑)。
今度で3回目なんですけれど、どんどんパワーアップしててね。僕はね、小学2〜3年生の子どもを対象にした新喜劇を考えているんですよ、いつも。子どもが楽しめる内容にって。僕が吉本興業に入ってもう57年になんねんけど、最初はずっとそうでした。小さい子が喜んでくれるものをね。東京に進出して全然仕事がない時期があったんですけれど、新喜劇を見ていた子どもたちが育って、例えばディレクターになったりテレビ関係の仕事もしてたから、「子どもの時に見てたんですよ」って僕のことを使ってくれる。もうありがたいんですよ。おっちゃんおばちゃんに可愛がってもらい、子どもたちにも可愛がってもらえてね。「寛平ちゃん、寛平ちゃん」って。
秋田の方もね、おじいちゃん、おばあちゃんとか、大阪までわざわざ来てチケットを買う、舞台を見るっていうのも大変やん。年齢的、体力的なもんもあるから。だからこっちから「出前」として行ってあげようと、出前ツアーを作ったんですよ。わざわざな、来てもらわんでも、こっちから行ってあげようって。そうすると、地元の高齢の方もお子さんとかも、気軽に見に来れるからね。
ほんま言ったら、(チケットの)値段も高いなとは思うんですけれど。道具とかセット、衣装の輸送とかね、スタッフの人数も多くて、大所帯やからめちゃめちゃお金かかんねん。だから申し訳ないなと思うんですけれど。やっぱりね、大阪と同じクオリティで出前して新喜劇を見てもらいたいなと。
この出前ツアーをやりだして、GM(ゼネラルマネージャー)になってからはどんどん大きくなってきた。新喜劇65周年の時は、来場者が10万人を越したんですよ。それぐらい大きくなってきたから、僕が引退してもこの「出前ツアー」という名目が全部残るもん。ありがたい。若い子たちにつないであげなあかんからね。

ありがたいのが、秋田で新喜劇ってテレビで流れてなかったんやけれど、ケーブル(CNA秋田ケーブルテレビ)さんが今年の2月から流してくれるようになって。毎週土曜の13時から、大阪の時間に合わせてくれるようになった。うれしいですね。
どこ行ってもみんな、関西のノリなんですよ。みんなよう笑ってくれるし。今までで、「もう一つやったなぁ」というのは山形(笑)。芋煮(「日本一の芋煮会フェスティバル」)の時期とぶつかったんよ。そら芋煮行くわ、みんな。どんなアーティストが行っても勝たれへん、芋煮には言うて。全国から多い時で20万人近く来ますて。無理(笑)! あれ忘れられへんな。山形だけ日程のチェックすごい厳しくした。「芋煮の前やぞ、芋煮の前。次はあかんで、芋煮でお金いっぱい使うからな」って。

見てもらったらわかると思うんですけれど、今度は僕が座長やるから。今、4人の座長(すっちーさん・酒井藍さん・アキさん・吉田裕さん)がいてるんですけれど、もう4人には全然負けません、はい。僕が負けるのは芋煮(笑)。そういう気持ちでね、やらないといけないから。いや楽しみですね、本当に。
ライブ感もたっぷりあるんで、70分くらいやると思います。どんどん盛り上がってきてね、やっぱりいいですよ。コテコテの笑いをやります。
そうなんです。「こうなったらええな、ああなったらええな」っていう自分の夢があって、一番は100歳でフルマラソン。2日かかるかもわからんけれど、そこに目標を置いている以上、今やっとかんとね。ちょっとでも無理せんように。今はもう年齢的なものがあるから、あんまりきつく追い込むんじゃなしに、普通についてこれるようにと思って。だから1時間で7kmぐらい、10kmやったら1時間20分ぐらいかなって感覚で走ってますね。
やっぱり、ものすごく高齢化社会になってきてるやん。みんな言わはるでしょ、定年になったら嫁の方が強くなってって。「あんたもう、臭いねぇ」とかあんねやろ。若い時に旦那が強うていじめられて、旦那ちょっと弱くなってきたら今度嫁が強くなって今まで「くそー!」言うてバーンってして嫁に「着いてこい!」言うてたのが、逆によぼついて嫁の後ろを着いていってるやん。
「みんな弱ってきてこうなってんねやな…じゃあ、俺が頑張ったらええねん」って。「あ、寛平がこんな頑張ってるから、ほな、まだ頑張らなあかんわ」っていう気持ちにさせてやらなあかん。
今ずっとな、北海道から沖縄まで行ってます。毎回毎回、手抜きしたらあかん言うねん、僕は。「舞台で汗をかけ」って言うねんな。演者が全力でやるからこそ、ステージがどんどん熱気が出て、どんどん盛り上がって、地方の人だとか、小さい頃から新喜劇に馴染みがあるなしも関係なく、盛り上がって、笑ってくれることにつながるから。
「出前に来たよぉ」って言うといて。「美味しいもの食べてねぇ」って。以上!(笑)

最後は「あきたタウン情報」を持って撮影してくれた間寛平さん♪ 秋田公演が今から楽しみです!
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