佐竹北家伝承「御狩場焼(おかりばやき)」
狩りの場所で焼いて食べたと言われる佐竹北家伝承の味

肉や季節の野菜を山椒味噌で調理した「御狩場焼」。300年以上前、佐竹北家の当主が家来を率いて狩猟に励んだ際、獲った鴨やキジなどの鳥類をその場でさばき、山椒味噌をつけて焼いて食したのが由来です。素材の味を香ばしい山椒味噌が引き立てる、豪快ながらも繊細な味わい。佐竹北家の野遊びを思い浮かべながら味わってみてください。
(トップ写真)佐竹北家に伝わる話から、現代に復活した味。角館町内の各店舗で食べられる。

焼く前の状態。当時は獲った鴨やキジの肉を使ったが、今は鶏肉がメイン。