カフェの開業を目指す女性を応援する「ドリカムセミナー」が、6月28日・7月5日・7月12日の3日間潟上市で行われた。女性の起業を促進し、地域の活性化を図ろうと潟上市商工会が初めて開催(後援:潟上市)。女性のキャリア支援事業を手がけるオルウィーヴが企画運営し、秋田市や同市などから40代を中心に20人が参加した。
初日は理想の店づくりについての意見交換、2日目は自分らしさを発見するためのワークショップやオリジナルスイーツを調理するグループワーク、3日目は店の構想を発表するプレゼンテーションを実施。また、実際に開業した先輩カフェオーナーが各日体験談を講話し、参加者は開業イメージを膨らませた。終始和やかな雰囲気で進行した2日目のセミナーをレポート。
(トップ写真)自分の好きなこと・得意なこと・強み・思いを書き出し、話し合うペアワークが活発に行われた。
仙北市にある「ガーデンカフェ&デリカテッセン Kimoto」の木元千恵子さんが、自身・お店の経歴や体験談、仕事をする意味を赤裸々に話した。
ランチ交流会に登場した「Kimoto」のケータリング。
自家菜園の野菜や、お店で人気の品が盛りだくさん。ミズのバジル和え、かぼちゃサラダ、サバ南蛮、キュウリとフェンネルの浅漬け、西木地区に伝わる巻き寿司など。
オリジナルスイーツを考案してから1週間、参加者は練習をしてこの日に臨んだ。
2日目の見どころは、グループで開発したスイーツを発表する調理実習。潟上市でカフェを開業したと仮定し、ターゲットとなるお客様を想定しながらテーマ・メニュー名・値段を設定。限られた時間内で、チームワークを駆使して仕上げた。中には、入念な準備をし、盛り付けのみという手際の良さを見せたチームも。
大人のスイーツ!
地域色たっぷり!
マダム層に向けた「抹茶のティラミス」や、八郎太郎をイメージした「甘酸っぱくほろ苦く きみに恋するパンケーキ」などが発表された。
調理後は試食をしながらグループ発表・講評。洋菓子店に勤務経験のある木元さんからは、先輩カフェオーナー、そして料理研究家の目線で、鋭い指摘や温かいアドバイスが。
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