
公益財団法人秋田県ふるさと定住機構が発行する「あきた日和」は、秋田県への移住やU・Iターン就職を検討している人に向けた情報誌。
その内容を日刊webあきたタウン情報でもご紹介します!
秋田県内の魅力的な企業で働く人たちの仕事や暮らしを紹介するほか、2026年に開催された移住者交流イベントや「あきた就職フェア」の様子もレポート。
U・Iターンや移住、就職を考えている方はもちろん、県外で暮らす家族や友人がいる方も、ぜひ参考にしてみてください。
進学や就職をきっかけに県外へ出た人や、秋田に縁があって移住を決めた人がいます。
それぞれの理由で秋田に戻ったり、または秋田を選んで、県内企業で活躍するUターン社員の皆さんにインタビュー。仕事のやりがいや秋田での暮らしについて聞きました。
秋田で働き、秋田で暮らす人たちのリアルな毎日を紹介します。

三菱マテリアルグループの一員として、化学技術を生かした高機能材料の開発・製造を行う三菱マテリアル電子化成。秋田を拠点に、半導体や電子機器、自動車、エネルギーなど幅広い産業を支える製品を国内外へ供給。研究開発から製造、品質管理まで一貫して取り組むことで、ニーズに応じた高付加価値製品を提供しています。
DATA
秋田県秋田市茨島3-1-6
TEL/018-864-6011
従業員数/323名
事業内容/機能性フッ素化成品、導電性粉末、高純度半導体関連材料、シリコンパーツ製品などの製造・販売

フッ酸製造部 製造1課
寺山 隼人さん
2020年7月入社
秋田県秋田市出身
秋田市出身の寺山さん。千葉県で働いていましたが、前職での異動と妻の出産が重なったことをきっかけに、子育て環境を考えて秋田へのUターンを決意しました。前職と同じ三交替勤務ができることも同社を選んだ決め手のひとつ。現在はフッ酸の製造と、工場の給排水を管理するユーティリティ業務を担当しています。班長として安全な職場づくりにも努め、「全員が無事に一日を終えられた時にやりがいを感じます」と話します。


Q1 現在の主なお仕事内容は?
フッ酸の製造に加え、工場内で使用する水などの給排水設備を管理しています。設備に異常が発生した際には原因を確認し、安全かつ迅速な復旧に取り組みます。
Q2 Uターン後に苦労したこと、困ったことは?
秋田ならではの冬支度です。冬タイヤや冬用ワイパーへの交換など、雪が降る時期を考えながら準備する必要があり、以前よりスケジュール管理が増えました。
Q3 Uターンの際に利用した自治体の制度は?
除雪用品の助成金を利用して、秋田で過ごす最初の冬に冬タイヤや雪用スコップを購入。マイホーム購入の際にも助成金を利用できたので助かりました。
Uターン後は、家族との時間が増えたという寺山さん。保育園や学童への迎えから夕食づくりまで積極的に担い、「以前はほとんど料理ができなかったので、自分でも大きな変化です」と笑います。休日は子どもたちの習いごとを見守るほか、家族でファミリーマラソンに参加することも。遊びやキャンプなどを通じ、秋田の四季をみんなで楽しんでいます。離れていたからこそ気付いた地元の景色の魅力を、今は子どもたちと一緒に感じています。






Q1 プライベートでの趣味は?
子どもたちの成長に負けないよう、ジムで身体を鍛えています! 家族全員身体を動かすことが好きで、秋田市で開催されるマラソン大会は毎年参加しています♪
Q2 県内のおすすめスポットは?
北秋田市の「北欧の杜公園」は、キャンプでよく利用しています。噴水広場や遊具も充実し、子どもから大人まで楽しめます。
Q3 秋田で子育てする魅力は?
季節ごとの遊びを一緒に楽しみながら、子どもたちの成長を身近に感じられることです。自分自身も子育てに関わる時間が増え、一緒に成長できることがうれしいですね。

創業76年を迎えた「能代運輸」。港湾荷役・通関・船舶代理店・陸上輸送・倉庫・循環型林業・機械移設など、多様な事業を組み合わせたワンストップの物流サービスを展開。能代港と秋田港を起点に、倉庫保管や陸上輸送、林業、建設業まで一貫して対応できる体制を強みとし、独自のネットワークを生かした全国間のマッチングにも取り組んでいます。
DATA
秋田県能代市河戸川字北西山144-8
TEL/0185-55-1222
従業員数/280名
事業内容/一般港湾運送事業(秋田船川港[1種第11002号])、一般貨物自動車運送事業、素材生産事業(伐採事業)、ほか

きみまち営業所
加賀谷 和也さん
2014年4月入社
秋田県能代市出身
高校卒業後に上京し、家電量販店で働いていた加賀谷さん。前職での生活コストや不規則な勤務を経験する中で、地元・秋田へのUターンを決意しました。転職活動中、テレビ番組をきっかけに林業に興味を持ち、未経験・無資格でも応募できる能代運輸へ入社。現在はきみまち営業所内にある原木市場を中心に、山に携わる開設業務を担当しています。会社の資格取得支援を活用して、重機や車など、今では複数の指揮にも関わる日々です。



Q1 現在の主な仕事内容は?
きみまち営業所管内を中心に、山林で重機を操作しながら道路を造る開設業務を担当しています。主に県北地域の現場が多いですね。
Q2 未経験からのスタートに不安はありませんでしたか?
資格も経験もなく不安でしたが、業務に必要な資格は会社の支援を受けて取得。現在は20種類ほど資格を持ち、後輩に教える機会も増えています。
Q3 仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?
以前できなかったことができるようになった時ですね。資格や技術が少しずつ身に付き、自分自身の成長を感じられる面白さがあります。
単身、東京で働いていた頃は、遅番勤務や終電での帰宅が多く、生活リズムも不規則だった加賀谷さん。Uターン後に結婚し子どもを授かり、働き方のメリハリが生まれたことで、家族と過ごす時間が充実できています。休日は旅行に出かけたり、公園で遊んだり、自宅でゲームを楽しんだり。それぞれの実家も近く、家族のサポートを得やすいことも地元暮らしの魅力です。「時間に追われず、ゆったり過ごせるようになりました」と秋田での生活を楽しんでいます。






Q1 秋田で子育てをする魅力は?
自然が身近にあるのは魅力ですね。また、実家の近くに家を建てたので、困った時に家族のサポートを受けられるのもありがたい。
Q2 家族の時間を大切にするため心がけていることは?
共働きなので、妻とは料理や洗濯、掃除などの家事を分担しています。子どもには自分が揚げる唐揚げが人気で、うれしいですね。
Q3 Uターンを考えている人にメッセージやアドバイスを
若い頃は「何もなくて暇だな」と感じることもありましたが、家族を持った今は、秋田のゆったりとした環境が魅力だと感じています。都会とは違う暮らし方を考えてみては。

2025年11月に設立した株式会社リベンリ東北支社は、秋田県仙北市を拠点に、システム開発・運用などのIT事業を展開。東北エリアの関係拠点として、多様な企業のDXや業務効率化を支え、地域に根差したIT人材の採用・育成にも取り組んでいます。地域とのつながりを大切に、雇用の創出や地域活性化にも力を注ぐ会社です。
DATA
秋田県仙北市角館町水ノ目沢98-12
谷口第二ビル2F
TEL/03-6555-5408
従業員数/7名
事業内容/オリジナルサービス提供、受託開発、エンジニア派遣、ほか

システムインテグレーション事業部
アーキテクト
園部 宏明さん
2024年1月入社
秋田県仙北市出身
仙北市出身の園部さん。別業種に勤めていた頃、業務の一環でPCを使った動画制作などを経験し、「もっと高度なことに挑戦したい」とITエンジニアへの転身を決意しました。東京で開催された「あきた就職フェア」で同社を知り、仕事内容やリモートワーク環境などが自身の希望と合致したことがUターンに。現在は遠隔訪問の負担がなく、システム開発に集中できるといい、制作物が顧客の課題解決につながる喜びを実現しています。



Q1 現在の主な仕事内容は?
オフィスに冷蔵庫を設置し、食事支援で従業員の健康をサポートする「OFFICE DE YASAI」のアプリ開発を担当しています。
Q2 Uターン後に苦労したこと、困ったことは?
都市部と比較すると、やはり買い物などの利便性は下がったと思います。また、引っ越し費用や車の購入など、初期コストは発生しますね。
Q3 リモートワークで孤独感を感じることは?
少人数ながら、従業員同士のコミュニケーションは良好。任意参加型の農業部活動や誕生日会、忘年会、BBQなどで親睦を深めています。
Uターンを喜ぶ家族の元へ戻り、豊かな自然や静かな環境、昔からの友人との交流を楽しんでいる園部さん。休日は、長年の趣味である渓流釣りを満喫しています。「朝早くから桧木内川へ向かい、ヤマメやイワナなどを夕方まで釣っていますね」と笑顔で話してくれました。また、同僚と結成した「農業部」では、自宅の家庭菜園を主な活動場所に、季節野菜の収穫なども。秋田ならではの豊かな自然を身近に感じながら、充実した休日を過ごしています。





Q1 Uターン後の暮らしはどう変わりましたか?
満員電車や長距離通勤から解放され、学習や趣味に時間を配分できるようになりました。また、除雪など地元の両親を助けられる安心感も。
Q2 県内のおすすめスポットは?
釣りスポットとしては桧木内川の支流ですね。温泉に行くのも好きで、田沢湖にある「元湯 水沢山荘」の泉質がオススメです。
Q3 Uターンを考えている人にメッセージorアドバイスを
都会に比べて不便な面はありますが、秋田には生活しやすい魅力があります。IT企業の誘致にも力を入れているので、同業種の方もぜひ!

秋田県内への移住者を対象に、今回初開催となった由利高原鉄道での交流会。一人での参加をはじめ、夫婦やファミリーなど幅広い世代が集まり、JR羽後本荘駅から貸切列車に乗っていざ矢島地区へ。参加者のほとんどが初めての乗車とあって、車窓に広がる田園から、これから始まる一日に胸を躍らせていました。



矢島では天寿酒造や車両基地の見学を満喫。出発時はまだ少し距離のあった参加者たちも、同じ体験を重ねるうちに自然と会話が増えていました。帰りの列車では、あちこちで楽しそうな会話が聞こえ、行きとはまた違った和やかな空気に。地域の魅力と新たなつながり、その両方に出会えた一日となりました。

2026年8月11日に開催された「あきた就職フェア」。会場には、仕事面談ブースとして100社以上の企業が出展したほか、就職相談ブース、市町村・業界団体など20以上のブースがずらりと並び、開始から多くの来場者が各ブースを行き交いました。



秋田への移住やUターンをきっかけに仕事を探す人、「地域に貢献できる仕事に就きたい」と転職活動を進める人、卒業後の進路を考えるため県内企業について知ろうと訪れた大学生など、参加の目的はさまざま。企業ブースでは、担当者が資料を元に仕事内容や自社の取り組み、働く魅力を熱心に紹介し、求職者も事前質問を交えながら真剣な表情で耳を傾けていました。子どもを連れたファミリーの姿も見られ、堅苦しさのない和やかな雰囲気も印象的。JR秋田駅に隣接する好立地もあり、就職や転職を本格的に考える人はもちろん、「まずは話を聞いてみたい」という人も足を運びやすいイベントとなっていました。
多数の県内企業と、市町村・団体が年末に集結。
県外にお住まいの社会人、学生はもちろんのこと、県内在住の方も、秋田で働きたいと考えているすべての方が参加できます。
直接相談できる1日に、ぜひ足を運んでみてください。
あきた就職活動支援センターは、就職活動中のすべての方にご利用いただける就職支援施設です。
支援メニュー
2026.10.28
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