秋田県への移住世帯と地元の方を対象に、移住までの経緯や現状を聞きながら親睦を深め、新たな出会いを創出する「秋田県移住者交流会」。令和8年度も県内各地やオンラインでの開催が決定! ぜひチェックして、移住者同士の交流を深めてみませんか?
令和8年度 秋田県移住者交流会スケジュール
秋田県への移住世帯と地元の方を対象に、移住までの経緯や現状を聞きながら親睦を深め、新たな出会いを創出する「秋田県移住者交流会」。県内各地の会場やオンラインでの開催を予定している令和8年度は、県北エリアを対象にした交流会からスタートした。
県北エリア対象 5月の「秋田県移住者交流会」
令和8年度の第1回目となる「秋田県移住者交流会」が、去る5月23日に開催。今回の会場は、県北エリアの中でも移住世帯が比較的多い大館市。「大館駅駅なか交流センター」に、県北エリア(対象地域:鹿角市、小坂町、大館市、北秋田市、上小阿仁村、能代市、三種町、八峰町、藤里町)の参加者が集結し、約2時間の交流を楽しんだ。

始めはどこか緊張した面持ちで着席していた参加者たち。出身地や秋田での現状の暮らしを交えた自己紹介を順番に行ううちに、拍手や相づちが聞こえるようになり、会場は徐々に和やかなムードに。イベント担当者から「テーマがないのがテーマ」と伝えられたフリートークに移る頃には、リラックスした笑顔が見られるようになった。

生まれ育った故郷へのUターン、地域おこし協力隊として活躍するためのIターンなど、秋田へ移住するに至った背景はさまざま。「大きな変化や出来事はなくても、日常の中で喜びを見つけるのが楽しい」、「田舎ならではの風景に癒やされている」と、それぞれが秋田での暮らしについて率直な想いを述べた。子育て世代からは、「義務教育へ進むタイミングで幼児と生徒の交流の機会があるのがうれしい」、「子育て支援が手厚いように感じる」といった声も。思い思いに席を移動しながら、会話に花を咲かせていた。
また、参加者の友人・知人には秋田への移住に興味を示す人も多く、「都市部のスキルを地方で役立ててみたい」と実際に秋田へ訪れる人も珍しくないそう。移住歴の長い参加者同士は、過去のイベントを通じてすでに交流があったりと、移住者間のコミュニティは広がり続けている。


「同郷で出身校まで一緒の参加者に会えた」、「SNSでのつながりからリアルな対面を果たせた」など、思わぬ感動があった今回の交流会。「今後も機会があれば参加していきたい」、「一人ひとりと向き合って話す時間がもっとほしい」という声が寄せられた。終了後は、連絡先を交換し合ったり、時間の許す限り親睦を深めようとその足で飲食店に移る有志の姿も見られ、人と人との多くのつながりを創出する機会となった。


秋田県への移住世帯と地元の方を対象に、移住までの経緯や現状を聞きながら親睦を深め、新たな出会いを創出する「秋田県移住者交流会」。令和8年度の2回目となる交流会が能代市で行われた。
県北エリア対象 6月の「秋田県移住者交流会」
令和8年度の第2回目となる「秋田県移住者交流会」が、去る6月27日に開催された。「子育て世代ミニ」と題した今回は、県北エリア(対象地域:鹿角市、小坂町、大館市、北秋田市、上小阿仁村、能代市、三種町、八峰町、藤里町)の移住者が対象。能代市の交流拠点「TENOHA能代」に集まり、約2時間の交流を楽しんだ。

学び舎の面影を宿す木造校舎をリノベーションした「TENOHA能代」は、地域のにぎわいを創出する拠点。レンタルオフィスやシェアオフィスを複合するほか、誰もが気軽に利用できる共有スペースがあり、地元民の憩いの場となっている。交流会は共有空間「みんなのリビング」で行われた。

建物奥に構える「みんなのリビング」は、誰もが立ち寄ることができる開かれた空間。ガラス張りで開放感のある館内には書籍がいくつか並ぶ本棚や卓球台があり、学校として使われていた頃の面影を残している。子育て世代が参加対象だったことから、会場には元気な子どもたちも来場。始めは少し緊張した面持ちだったものの、遊びを通して子どもたちはすっかり打ち解け、笑顔溢れる交流会となった。参加者たちは大きなビーズクッションに深く腰掛け、思い思いにはしゃぐ子どもたちの様子を眺めながら、和気あいあいとしたムードの中で交流を楽しんだ。
出身地や居住地などの簡単な自己紹介から始まり、コロナ禍での移住体験談や地域との関わり、最近の移住者の動向などが話題に。“子ども”をキーワードに話は膨らみ、居住地域のクマ対策や防災についても情報交換を行った。


「テーマがないのがテーマ」のもと、やはり盛り上がったのは子育て世代ならではの話題。「子どもをどこに遊びに連れて行く?」、「子連れでの外食はどうしてる?」など、質問が次々と飛び交い、おすすめスポットをプレゼンし合う様子も見られた。交流会を終えた参加者は、「参加したことで、子育て世代の仲間が増えたようでうれしい」とにっこり。短時間で距離を縮めた子どもたちは「バイバイ」、「またね!」と名残惜しそうに手を振り合っていた。


秋田県への移住世帯と地元の方を対象に、移住までの経緯や現状を聞きながら親睦を深め、新たな出会いを創出する「秋田県移住者交流会」。令和8年度の3回目となる交流会が秋田市で行われた。
県央エリア対象 7月の「秋田県移住者交流会」
令和8年度の第3回目となる「秋田県移住者交流会」が、去る7月18日に開催された。「全体交流会」となる今回は、県央エリア(対象地域:男鹿市、潟上市、五城目町、八郎潟町、井川町、大潟村、秋田市、由利本荘市、にかほ市)の移住者が対象。秋田市の「アトリオン」に集まり、約2時間の交流を楽しんだ。

JR秋田駅のほど近くにある、秋田総合生活文化会館・美術館「アトリオン」は、音楽ホールや美術展示ホールといった文化施設とオフィスなどのテナント部分が合築された複合施設。今回の交流会は、B1Fにある多目的ホールの一区画が会場となった。受付を済ませた参加者たちが指定されたテーブル席に着席し、交流会がスタート。

開始がアナウンスされると、テーブルごとに自己紹介がスタート。海外出身の参加者も見られた今回は、出身地や過去の居住地に共通点を見出したりと、アッという間に会話が弾んだ。「パスポートを申請しに行ったら驚くほど空いていた」、「郊外の商業施設のにぎわいにびっくりした」など、首都圏と秋田の暮らしを比較して感じたことに盛り上がる中、「起業や就職の相談窓口を訪れると移住者への期待値の高さを感じる」という話題も。「いざ移住したものの職の選択肢が少ない」、「興味のある仕事があっても賃金がネック」という声があった一方で、「スキルがある人の背中を押してくれる環境だ」という意見に同調する参加者が多く、仕事や今後のキャリア、秋田で働くことについて話題が大きく膨らんだ。拠点を秋田に置きながら県内外の仕事をしているという参加者の話に、熱心にメモをとったり真剣な面持ちで聞き入る姿も見られた。


移住から日の浅い参加者が多かった今回の交流会。UIJターンの参加者が現在と昔の町並みの違いについて話し始めると、興味深そうに耳を傾ける場面も。終わりが近づく頃には、名残惜しそうに連絡先を交換し合う参加者もいた。「始めは緊張していたけれど、共通の話題が多く楽しく会話できて良かった」、「初めて参加したが、参加をきっかけにコミュニティが広がりそうで安心した」と、笑顔がたくさん見られた交流会だった。


去る8月11日(火・祝)、秋田拠点センター アルヴェで「あきた就職フェアin秋田」が開催された。同イベントは、秋田県で就職を希望する人に向けたマッチングイベント。秋田県内の企業や市町村・団体が出展し、就職や転職、移住といった来場者の相談に応じた。
県内外から来場者が訪れた「あきた就職フェアin秋田」
毎年夏の帰省シーズンに合わせて開催されている同イベント。今年は260社を超える企業が手を挙げる中、さまざまな業種から110社を超える企業の出展ブースが構えられた。受付を済ませた来場者は、製造系、情報通信系、サービス系など、わかりやすく分類された職種のタグ付きストラップを各々選択。これから就職活動を始める学生や転職や移住を検討中の社会人が、関心を寄せる企業のブースを巡っていた。

イベントの開始時間になると、2F多目的ホールで「企業2分PRタイム」がスタート。林業や洋上風力発電事業など業種の異なる10社の企業が、限られた時間の中で自社の魅力をアピールした。また、効果的な企業ブースの回り方や質問のヒントを指南するキャリアコンサルタントによるセミナーも。関心を寄せる参加者たちが相槌を打ったり、熱心にメモをとる姿が見られた。



「まずは自分の適性を知りたい!」という参加者たちの人気を集めたのが、キャリアカウンセリングブース。会場に設置されたパソコンに向かい、幾つかの項目に答える職業興味検査を行うと、自身の興味のある仕事や活動が分析される。キャリアコンサルタントによる診断結果の解説を受けて、「興味のある職種が明確になった」、「これまで検討したことのなかった職種に関心が沸いた」と、当日巡る企業ブースを決める人も多かった。



企業の採用担当者と直接面談できる貴重な機会。県内での就職を考えている学生からは、「地元なのに知らない企業がたくさんあった」、「就職希望先の選択肢が広がった」という感想が。そのほか、働く意欲のある経験豊富な60歳から70歳を対象にした再就職支援や事業継承・引き継ぎを支援する人材バンクブースもあり、広い世代の来場者でにぎわいを見せた。

終了時間まで何社も巡る来場者が多く、企業ブースでさまざまな質問を投げかけ、企業の採用担当者らが熱心に回答していた。質問市町村ごとの特色を打ち出した移住相談窓口には、故郷への転職・移住を検討している人が帰省に合わせて相談に訪れる姿も。開始から終了までの約4時間、客足は絶えず大盛況のうちに幕を閉じた。
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