大納川珈琲

蔵元が手掛けるカフェが地元・大森地区の魅力を発信

横手市大森町にある酒造・大納川が、「日本酒を通じて大森地区を盛り上げたい」と、地元再生をテーマに事業を展開。その足がかりとして、観光客が訪れる旧本郷家住宅向かいの建物をリノベーションし、7月にカフェ営業をスタートした。
提供するのは、地元を代表するB級グルメ・横手焼きそばに加え、ナポリタンやカレーライス、パンケーキなど王道の喫茶メニュー。合わせるドリンクは、イタリア・ムセッティ社のコーヒーや抹茶ラテのほか、自社の日本酒をはじめとするアルコール各種も用意する。中でも、特約店限定で卸している新ブランド「大納川天花」を味わえるのが、日本酒ファンにはたまらない！　蔵元から直送するお酒で、〈昼飲み〉を愉しむのも一興。
「地域の人の憩いの場にしていきたいし、観光で訪れる人には、『大納川』や大森地区の魅力を伝えたいです」と話す店主。酒造が手掛けるお店で、素敵なカフェタイムを過ごそう。

（トップ）国登録有形文化財である旧本郷家住宅の向かいに構える。黒塗りでシックな雰囲気の建物は、自社でリノベーションを行った。

横手市大森産の酒米「秋田酒こまち」などで仕込む「大納川 天花」の飲み比べを愉しむのも◎。左から、「ハート」550円、「チーズ」550円、「亀」660円。

ゆっくり過ごせる広い店内。

たっぷりのケチャップを使い香ばしく炒めた「焼きナポリタン」770円。

3品を盛り合わせた「本日のスイーツプレート」770円と「ブレンドコーヒー アイス」セット料金330円。