公益社団法人秋田県農業公社では、学生・社会人を問わず、仕事としての農業に関心のある人を対象に、農業法人インターンシップによる農業体験を提供している。今回、農業体験をしている様子を取材してみた!
8:00 | 集合 |
8:00〜8:30 | オリエンテーション ※農業法人の経営内容(栽培する品目や面積、販売先、従業員数など)や 期間中に体験する農作業についての説明などを行います。 |
8:30〜9:30 | 収穫作業 ※この日はケール、ほうれんそう、だいこんでした。 |
9:30〜12:00 | 調整・包装作業 ※余分な葉を取り、サイズに合わせて袋詰めまで行います。 |
12:00〜13:00 | 昼食、休憩 |
13:00〜16:00 | 出荷作業 ※スーパーなどの売り先への搬入に同行します。 |
16:00〜 | 後片付け |
まずは農家の方と事前の打ち合わせ。農業体験の初日は、秋田県農業公社の担当者が一緒に立ち会ってくれていました。「一緒に来てもらえたので、安心して参加できました」と体験者。
真冬だが、暖房などの設備は無いビニールハウスから、野菜が収穫されていた。途切れず出荷するための工夫をしているとのこと。雪の降る秋田で、冬も農業で収入を得るためのヒントが得られる。
収穫作業がスタート! 取材日は、ケール・ほうれんそう・だいこんの3種類を収穫。
「どのようにして収穫をするのか、農家の方が実演をしながら作業ができるので、安心して取り組むことができました。また、今回の体験でケールという珍しい野菜の存在を初めて知り、自分がまだ知らない野菜があるのではと、野菜に対する興味も深まりました。」
「農家の方からは、収穫方法だけでなく、野菜の食べ方なども同時に教えてもらいました。自分が詳しく知らなかった種類の野菜についてなども、理解を深めることができましたよ!」
「収穫に適したサイズなども教えてもらいながら作業を進めました。ほうれんそうの収穫は、抜き取った後、よく切れるハサミで根を切り落としました。」
この日の収穫後は、それぞれの野菜の包装作業を行いました。「自分が収穫した野菜を、一つひとつ丁寧に包装しました。商品が実際にお店に並ぶと思うとうれしいです! 達成感を感じることができました。」
「今回の農業体験を通して、農業という仕事の大変さや、楽しさを実感することができました。農業という仕事について興味がある方や、詳しく内容を知りたいと思っている方は、まずは気軽に参加してみることをオススメします!」と、充実した様子で話していた。
最短2日から参加でき、期間中の宿泊費や、交通費を助成してもらえるのもうれしいポイント! 野菜・稲作・畜産・果樹・花などから希望する品目を選べ、体験場所や実施する時期は相談して決めることが可能です。春から農作業本番の時期なので、興味のある方は連絡を!
年間50種類以上の野菜を栽培している「ガイアガーデン様」。スーパーや直売所で販売しているため、消費者のニーズに応え、色や形がさまざまな品種が作られている。季節問わず農業法人インターンシップ参加者の受け入れが可能で、希望する品目で実施時期を相談してみては。
ウェブサイト『あきたで農業するべ』秋田就農ナビでは、秋田で農業を始めた人のインタビュー動画や支援制度など参考になる情報をたくさん掲載。順次更新予定なので、ぜひチェックしてね!
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