子どもといっしょに考える家族での防災や、子ども連れのファミリーにオススメな情報など、ぜひチェックしてみてね! また、秋田市の幼稚園・保育園・認定こども園も紹介中。
地震や豪雨など、いつ起こるかわからない自然災害。大切な子どもと自分自身を守るために、どんな対策ができるのか。防災グッズや備蓄など最低限の準備を整えること以外にも大切な、子どもの目線に立った備えや避難生活について紹介。
参考サイト:公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 国内事業部 国内緊急対応事業 プログラム・オフィサー 法橋華子(防災士)“Save the Children”.子どもの防災について。地震にどう備えるのか再考してみませんか?. https://column.savechildren.or.jp/disaster-prevention-for-children-about-earthquakes,(参照2024-03-14)
大人はもちろんですが、子どもを危険から守るためにお家でできることを考えてみよう。ここでは、親と子どもの3人暮らしを想定した間取り図を例に、特に注意して置きたいポイントをチェック。子どもの安全・避難を考慮し、寝室と子ども部屋は特に対策しておきたいところ。
POINT①
ドア付近にモノを置かない
部屋と部屋をつなぐドア付近は、いざという時の大事な逃げ道なのでモノを置かず、いつでも通れるようにしておこう。ドア付近に限らず、高いところにモノを置かないことも大切。
POINT②
大きな家具はすべて固定する
地震発生時に多い家具の倒壊を防ぐため、背の高い本棚やタンスはL字金具や耐震シートで固定しよう。
食器は低い位置に収納
食器を棚に収納する時は、落下のリスクを回避するため低い位置の引き出しに。なるべく重ねないように収納するのもポイント
家電には耐震シートを
冷蔵庫や棚の上に置きがちなレンジやトースターなどは、落下を防ぐために耐震シート・シールで滑りにくくしよう。
洗面台に割れるモノを置かない
洗面所・お風呂場など滑りやすい場所には、できるだけモノを置かないようにこまめに収納するか、割れない素材のモノを置こう。
子ども用の防災リュック(非常用持ち出し袋)は、子どもの発達によって必要な支援や特有のニーズがあるので子どもの視点に立って準備をすることが大切。主に必要とされる子どものことを考えた非常用品のチェックリストを記載したので、どんな備えが必要か確認しよう。
子どものための非常用品チェックリスト
※以下は非常用品の一例。必要に応じてアイテムを加えてください。
基本の防災グッズ
乳児・幼児の場合
リュックが背負える年代の場合
※基本の防災グッズに加えて余裕があれば
子どもを連れて安全に避難するのは簡単なことではありません。子どもの年齢によって、抱っこか手をつないでなのかで避難の手段も変わりますし、避難先の生活でも子ども連れならではの不安は多い。ここでは避難後の食事についてや、避難所で子どもと遊びながらできる工作を紹介。
子どもの年齢や発達によって、必要な食事の種類や準備は異なる。避難時に重量オーバーにならないように、子どもの食事について理解し、持ち運ぶものの優先順位を付けておこう。
母乳
母乳育児の場合、子どもにとって最適な栄養源が母乳。一時的に出にくくなっていても継続させることが大切。
粉ミルク
湯冷ましが用意できず市販の水を使う際は、必ず軟水を! 哺乳瓶がないor消毒できない場合は、紙コップやスプーンで少しずつ飲ませて。
離乳食
調理の必要がなくそのまま食べられるものが便利。離乳を始めたばかりなら、まだ母乳やミルクでも一時的な栄養はまかなえる。
妊産婦の食事
非常用の食品は塩分が高いものが多い。選べる場合は、できるだけ塩分の少ないものを選ぶようにして。
アレルギー除去食
避難所で除去食の対応ができない場合もあるので、自分でしっかり備えておくことが大切。必要なら避難所に使用した食品開示をお願いしよう。
避難所でも使える実用的なスリッパが、なんと新聞紙で作れちゃう。折るだけの簡単な工程なので一度作ってみて。
赤ちゃんには必ず必要になるおむつ。何パックも持ち出すのは大変ですが、災害時にはおむつを取り扱うお店が開いていなかったり、持っていても避難所では不潔になりやすかったりします。
そこで、代用で乗り切る方法を覚えておきましょう!
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