亀の町カフェ／亀の町ハウス

築110年の日本家屋でカラダ想いの料理を味わうひとときを

5月8日、秋田市南通の住宅街の一角に、古民家を活用したカフェ＆民泊がひっそりとオープンした。敷地内に庭園も構える風情溢れる店舗は、なんと築110年。昔ながらの縁側が心地良い純和風の佇まいに、地域住民はもちろん、外国人客も訪れ早くも好評を得ている。
開店したのは、東京都内でカフェを営んでいた、絵描きでもある店主・菅原さん。両親が一昨年の豪雨災害で被災したことをきっかけに、「元気なうちに家族で何かしたい」と、以前にも民泊を営んでいた実家を活用し、開店に踏み切った。
カフェでは、ピザトーストやサンドイッチ、キーマカレーなどのフードやスイーツ、ドリンクを提供。中でもオススメは、「おまかせプレート」1,000円。地場の山菜や野菜など旬の食材を使い、無添加で優しい味わいの料理が味わえる。緑豊かな中庭、古き良き日本家屋の風情を感じながら食事を楽しむ贅沢なひとときを過ごしては。宿泊を希望の人は、「Airbnb」または電話で予約を。

（トップ）来店客のほとんどが注文するという「おまかせプレート」。陶芸を嗜んでいた店主の母が焼いた大きな器に、色とりどりの品々が並ぶ。旬の味覚が楽しめて、身体も喜ぶ内容が好評。

店内から眺められる、手入れの行き届いた立派な庭園。

庭を臨む特等席。ノスタルジックな雰囲気に包まれ、ほっと心が落ち着く。

子ども連れでもくつろげる、店内奥の座敷席。

民泊用の客室には昔ながらの広縁があり、風情が感じられる。