スコップ schop

多品目のパンは選ぶ楽しさが 売り切れ必至のベーカリー

　２月23日、秋田中央高等学校近くにオープンしたベーカリー。県内のベーカリーで修行を積んだ店主が、「秋田を開拓していきたい」という思いで、響きも良い〈スコップ〉と名付けた。そのため、店内の至るところにスコップのモチーフが溢れている。

　店舗に併設する工房で朝３時から作り始めるパンは、全工程を店主一人で行うオールスクラッチ製法。続々と焼き上がるパンとともに、香ばしい匂いが店内に広がり、ほっこりした気持ちに。菓子パン・惣菜パンなどが約15種類、カンパーニュやセーグルなどのハード系が約10種類と多品目で、どれにしようか選ぶ楽しさが。また、季節に合わせた商品も登場する。開店の９時頃が充実し、昼頃には食パンやセーグル、カンパーニュなどが追加で焼き上がる。

　すでに話題が話題を呼び、午前中にパンが売り切れてしまう日もしばしば。選ぶ楽しさを味わいたい人は、早めの来店がオススメ。

　店名を象徴するスコップの壁紙が目を引く店内。左側の棚には食パンや菓子パン、惣菜パンが、正面のテーブルには焼きたてのハード系パンが整然と並んでいる。

菓子パンや惣菜パンがズラリ。食パンも4・5・6枚切りを用意。

開店後もパンを作り続ける店主・梶原さん。

オススメは、たんぱく質やミネラル、ビタミンB群などが豊富な「胚芽食パン」、「ぶどうとクルミのキャラメリゼ」、イチジクとオレンジピールを練り込んだ「フィグオランジェ」。