どうも、Pineです。
やってしまいました…。ポキッと..。
雪道で滑り転倒→骨折etc。まさかの入院。まさかの手術。※現在は退院
「転倒」と、熟語を使えば少しだけ“情けなさ”が減る気がしたのですが、

要はただ「転んだ」のです。
（…職場の皆さん、友人には本当にご迷惑をおかけしております。）

情けない。まだ20代（ギリ）なのに。
あまりの情けなさに、心が沈みきってしまった入院中、
心と足の痛みを忘れようと聴いていたのが、「サンボマスター」（http://www.sambomaster.com/）

いやー、すごい染みましたね。染みこんで染み込んで、沈みきった底から
感動なのか衝動なのかよくわからんものがウワーーーッ！と湧き上がってくる。
生でも何度か観たことあるのですが、とにかく「熱い」！
歌うよりも語ってる（叫んでる？）時間の方が長い（笑）
でもそうした“言葉のかたまり”を爆音とともに投げつけられると、ガツンと響くんですよね。
そんな感じで、病院ベッドの上で繰り返しサンボマスターに胸を震わせていたとき、思い出していた秋田のバンドがあって。

第３回：【THE LIMOUSINE DRIVE】

サンボマスターとは180度ビジュアルが違うけれど、
歌（語り）と演奏の“熱さ”に親近感を覚える「THE LIMOUSINE DRIVE」を今回はご紹介します。

秋田市を中心に活動する、まだ20代前半の若い彼ら。
ギター・ベース・ドラムの必要十分な3ピースを生かした、ストレートなロックサウンドとキャッチーなメロディーワークが光る曲が魅力的で、オーディエンスの「こういうのが聴きたい！」にしっかりと応えられてしまう、器用さと楽曲のセンスに驚きます。

楽曲はもちろんですが、やっぱり一番の魅力はライブでしょう！
メンバーそれぞれの個性がはっきり出ている演奏は見ていて楽しいですよ！

ベース・かみしょうちゃんの目一杯に動くフレーズがサウンドの穴を埋め、音に厚みを持たせていて、ドラム・きょっぺくんがそのフレーズが溺れないように黙々とビートを刻む。そんな二人の音があってのバンドなのは間違いないですが、このバンドの聴き所は、ギターボーカル・さとけんくんの歌と語りなんです。

楽曲とスタイルを見れば、若い世代には「My Hair Is Bad」（通称：マイヘア http://www.myhairisbad.com/home/） に似た印象を覚える人が多いと思いますが、マイヘアとはまたひと味違います。

歌が上手なこと以上に、響く声と言葉。これがすごい！
少年と大人の間でせめぎ合う、不安や不満みたいなものを写し出した歌詞を、説得力を持って伝わる声で歌い上げ、曲の間には、悩めるライブキッズを救い上げる熱いMCでオーディンスを沸き立たせます。
本人は意識していないことかもしれないですが、惜しげも無く、恥ずかしげもなく、カッコ良いことをカッコ良く言える人は少ないです。それがこのバンドに惹きつけられる理由かもしれませんね。
こういうタイプになってみたかったな〜（笑）。

来月には新しいアルバム「嘘吐き」がリリースされるとのことなので、
気になった方はライブ会場で手に取ってみてください！
僕もリリースが楽しみ♪

ぜひ
生で観て、聴いて、感じてほしい！

次回のTHE LIMOUSINE DRIVEの秋田ライブは、
3月31日(日) 秋田LIVESPOT2000 にて、
2nd Album「嘘吐き」リリースイベント「ロックンロールが終わらない夜」。
詳細は以下からチェックしてくださいね！
http://www.livespot2000.com/201903.html