秋田県内で婚礼・パーティ・レストランなど、幅広い事業を展開するイヤタカグループ。2021年のコンセプトは「ユニバーサルアニバーサリー」です。
これからの時代に沿った〈広く彌(あまね)く、新しいお祝いのカタチ〉を、シリーズ連載で紹介します。
今回は、七五三について。
あきたタウン情報編集部・富橋が、ブライダルスペース・マリエ担当の田安さんにインタビューしました。
編集部・富橋(以下:編):マリエが七五三のサービスを開始したのは昨年からとうかがいました。
田安さん(以下:田):はい。これまではご祈祷を行う彌高神社に衣装を置いていたのですが、昨年から、明るいスタジオがあるマリエで請け負っています。お子さんの写真を撮り、そこから近くの彌高神社へ行ってもらう形です。
編:今の七五三の衣装はどのようなものが人気ですか? 私が子どもの頃は、真っ赤な衣装を着ました。
田:古典的な柄も根強い人気がありますが、七五三に限らず、ブライダル業界全体で総柄がトレンドです。色で言えば、落ち着いたくすみカラーやアースカラーですね。マリエでは今年の新作衣装も用意していますよ。
編:流行をしっかりと押さえているんですね。衣装は何着くらい用意しているんですか?
田:三歳用の被布、五歳用の紋付袴、七歳用の四ツ身、それぞれ約20着ずつあります。実際に見て、着せて選ぶことができますよ。
編:そんなにあると迷っちゃいそう! 子どもが自分で選ぶことが多いのですか? それとも、ママが選ぶのでしょうか。
田:年齢にもよりますが、7歳の子だと好みがはっきりしているので、髪飾りまで自分で選ぶことが多いです。3歳だと親が選びますね。
編:女の子だと、カワイイ衣装を選ぶのは楽しいしうれしいでしょうね。衣装を決めるのは大体何カ月前くらいなのでしょうか。
田:大体1カ月前に問い合わせいただいて、衣装を選ぶことが多いです。
編:ほかに、衣装レンタルの特徴はありますか?
田:レンタル期間を3泊4日と長く取っています。七五三に限らず、マリエの衣装レンタルは成人式なども同じ期間です。
編:そんなに長い期間借りられるのですか?
田:はい。せっかくの晴れ着なのに、すぐ脱いでしまうのはもったいないかなと。おじいちゃん・おばあちゃんの家に晴れ着姿を見せに行ったりということができればと思い、昨年からこの期間にしました。
編:確かに、1日で撮影とご祈祷をして、その上親戚の家にも行くとなると、小さい子どもは疲れてしまいそう。3泊4日もあれば、おうちでも改めて撮影できますね。
編:七五三当日の流れはどうなりますか?
田:まずは着付けと美容。朝10時くらいから支度することが多いです。次に、撮影をします。
編:小さい子どもだと、撮影が大変そうですね。
田:どれだけスピーディーに支度して撮影できるか、必死です!(笑) 泣いちゃったりする子もいますが、そこは我々もカメラマンもわかっていますので。
編:後々振り返った時に、それも含めて思い出になりますね。
田:兄弟がいればなおさら大変なので、DVDなどを用意している個室の特別室もサービスで用意しています。
編:それはうれしい!
田:撮影が終わったら、彌高神社へ移動してご祈祷です。11月の土曜・日曜で大安の日は特に混み合うので、七五三の期間は結婚式の受付をストップしています。
編:その後の会食もお任せできるのですか?
田:はい。昨年は、彌高神社と同じ千秋公園内にある「フレンチレストラン 千秋亭」などで、七五三ランチやテイクアウトのお弁当を用意しました。今年はまだ検討中ですが、人数や予算など、相談に応じたサービスを提供したいと思います。あとは、ブライダルスペース・マリエの下にある「パティスリー ミルシュー」とのコラボ商品なんかもできればいいなと。
編:それは楽しみです!
編:衣装レンタル・撮影・ご祈祷・会食と、トータルでお任せできるのがイヤタカグループの強みですよね。
田:はい。これは私たちにしかできないだろうと自負しております。
編:衣装と撮影はここ、神社はここ、会食は…と、全部別々で決めるとなると大変ですものね。あと何があるかな…?と、忘れてしまいそう。
田:お母様の訪問着のレンタルもあるので、あわせて頼まれる方も多いですよ。
編:それはうれしい! 親のほうが何を着たら良いか困りそうなので助かります。
田:すべてお任せいただくことももちろん可能ですし、例えば衣装レンタルのみだとか、衣装は持ち込みで撮影とご祈祷だけなど、ご家族のスタイルに合ったサービスを選んでいただけます。
編:昔ママが着た着物があるからそれを着せたい、という方もいらっしゃるでしょうしね。
田:ここ数年で、成人式→卒業式→結婚式と、人生の節目のお祝いをイヤタカグループで行っていただく流れが定着してきたと実感しています。今後、その流れに七五三も加われば良いなと。
編:イヤタカグループで結婚式を挙げた方のお子さんが、今度は親となって七五三でまたいらっしゃるということもありそうです。
田:そうなると良いですね。イヤタカグループでは、結婚1周年記念で写真撮影のサービスを行っているのですが、その時に子どもが生まれている方がとても多いので。
編:今後、「3歳になりました」とお子さんを連れてきてくれたら素敵ですね。
田:そうやってまたお客様と再会できるとうれしいです。
編:ご夫婦にとっても、結婚式を挙げたところなら、七五三も安心して任せられるでしょうし。
田:マリエは今年で30周年を迎えました。これからもお客様に寄り添ったサービスを提供していきます。
次回のテーマは「家族会」。お食い初め、還暦、古希など、人生儀式のお祝いを家族で過ごす、大切な時間を提案します。
【今月のPremium Plan】
ブライダルスペース・マリエでは、七五三着物レンタルの予約受付中! マリエの「七五三」で、家族の思い出の1ページを彩りませんか。
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