カフエー 下駄に綿つけて

木製家具やピアノが醸す癒やし空間
カラダ想いの料理でホッとひと息

7月、秋田市手形の学生街に、黄色い扉が一際目を惹くカフェがオープンし注目を集めている。
開店したのは、女性店主・畠山さん。他業種の仕事をする傍らで準備を進め、夢だったカフェを実現した。店内は、かつて寿司屋だった建物を改装し、木の温もりあふれる空間に。ヴィンテージの木製家具や年代物のピアノ（フリーで演奏可）を配し、そのレトロ感が居心地の良さを演出している。
メニューは、ケーキやカレー、コーヒーなどさまざまで、添加物を極力使わず身体想いの料理を提供している。中でもグルテンフリーの「米粉のバスクチーズケーキ」が人気で、現在はプレーンや抹茶、紅茶の3種類を展開（味は毎月入れ替えあり）。また、ランチ限定の「スリランカカレー」は、現地から仕入れたスパイスを使う本格派の味わいに驚くはず。自家焙煎コーヒーや季節のドリンクとともにゆっくりカフェタイムを過ごしてみては。

（トップ）「米粉のバスクチーズケーキ（プレーン）」500円と、限定ドリンク「チョコバナナスムージー」690円。バスクチーズケーキ全3種類はホールで購入可。カレー以外のメニューはすべてテイクアウトできるので、おでかけのお供にも◎。

店内には、100年以上前のイギリス製の椅子や机もあるとか。

黄色い扉が目印の店舗。

スパイスの風味は豊かだが辛味は少ない「スリランカカレープレート」1,300円（ドリンク付き。学生証提示で300円引き）。取材時は、チキンカレーとポーチドエッグカレー、小松菜のマッルン。ライス大盛り無料。