
職人こだわりの手打ちを堪能するも良し、気軽にサクッと立ち寄るも良し。キリリと締めて喉越しを楽しんだり、お揚げやあんかけなど〈種物〉で身体の芯から温まったり…。日本を代表する麺料理・そばは、さまざまなシーンで私たちの日常に寄り添ってくれます。美味しいそば処には産地あり! 冷やがけスタイルの「西馬音内蕎麦」が有名な秋田県は、実は全国第3位のそば産地なんです。 そこで、県産そばの魅力を届ける取り組みを紹介します。
冷やがけそばの食文化が根付く羽後町で、そばの栽培から製粉、販売まで一貫して行う「そば研」。1998年に発足した「羽後町そば栽培研究会」を前身に、2012年に設立しました。恵まれた農地と冷涼な気候を生かして、「階上早生(はしかみわせ)」や「にじゆたか」、夏に収穫できる「夏吉」などを栽培しています。収穫した玄そばは、むき実に加工・製粉。羽後町内はもちろん、都内や関東でも、「そば研」が作ったそばを味わうことができます。





2023年に発足した「そばの里づくり協議会」では、由利本荘市と羽後町を中心とした「そば生産者」、「そば加工業者」、「地そば提供店」が集まり、県産そばの認知度を高めることを目的とし、県産そばを美味しく食べてもらうための活動をしています。日本百名山・鳥海山のふもとにある豊穣な地域・由利本荘市と、江戸時代から続く「冷やかけそば」の伝統が根付く羽後町。「繋ごう、秋田の美味しいそば産地」を合言葉に、地元産そば粉を使用したメニューを提供する店舗が「そば」でつながる道(店舗)を表したのが、「あきたそば街道」です。

「そばの里づくり協議会」は、飲食店だけでなく自宅でも県産そばを味わってもらおうと、「あきたそば街道」シリーズを開発しました。高品質な県産そばを、石臼挽きにこだわって製粉。地元の製麺所や加工所で製造し、試行錯誤の末に商品化されました。現在展開しているのは、お湯を注いで3分で食べられる即席麺と、温・冷を好みで楽しめるカップ麺、手土産にも◎の乾麺の3種類です。






「そば研」や「そばの里づくり協議会」では、そばの栽培や加工品の開発・販売などを通して、県産そばを守り、その魅力を多くの人にPRする活動を行っています。作付面積全国3位を誇る秋田のそばを、ぜひ味わってみてください。
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