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Le jardin de Manaka ル・ジャルダン・ド・マナカ▷新進気鋭のシェフが生み出す 食の背景に想いを馳せる創作料理

2024.12.26

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Le jardin de Manaka ル・ジャルダン・ド・マナカ

新進気鋭のシェフが生み出す 食の背景に想いを馳せる創作料理

11月22日、歓楽街・川反にオープンしたビストロ。〈どこか懐かしい西洋料理〉をコンセプトにした、個性豊かな料理が注目を集めている。
開業したのは、秋田市出身のシェフ・佐藤さん。これまで京都府のフランス料理店やイタリアのトスカーナ州・ピエモンテ州の高級店で研鑽を積み、男鹿市の酒蔵が営むレストランで腕を振るってきた。退職後、全国を旅する中で器職人や蔵人などと出会い、「料理を通じて、食の背景にある生産者や文化・歴史を共有できる場所を作りたい」と、自店舗を構えるに至った。
メニューは前菜や魚・肉料理、パスタなど15品ほどがアラカルトで登場。イタリアンやフレンチをベースに、和のエッセンスを加えた、「初めて食べるのに親しみを感じる」新しい味わいに食欲と好奇心が刺激される。「気軽に食事やお酒を愉しむ店が理想。軽めの食事や一杯飲むだけでも大歓迎です」と佐藤さん。思いがあふれる料理をぜひ味わって。

(トップ)「本マグロの中トロとケールのサラダ」2,200円。ニンニク・アンチョビを合わせたマヨネーズで和えたケールと、カラマンシービネガーと醤油に漬けた中トロを重ねた一皿(トリュフはない場合も)。

「万願寺唐辛子のファルシ」1,200円。黒米と10日間熟成させたフォアグラを入れた万願寺唐辛子を、牛すじを醤油やみりんで煮込んだ旨みの濃いソースで味わう。

店主・佐藤さん。食材だけでなく器にもこだわり、「料理とともに器にも目を向けてほしい」と話す。お気に入りは、旅先で出会った静岡県の陶芸家・蔵前幸徳さんの味わい深い器(写真①)。

ミレーの「落穂拾い」と夕焼けをイメージした、和モダンな店内

Le jardin de Manaka ル・ジャルダン・ド・マナカ

住所秋田県秋田市大町5-1-19 B.Bビル2F
TEL070-8963-4864
営業時間17:00〜23:00(LO/22:00) 
定休日水曜 ※12月31日〜1月6日は休み
席数8席
駐車場なし
HPhttps://www.instagram.com/le_jardin_de_manaka/

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