ノスタルジックな気分に浸れる 注目の2店舗が誕生

Café 赤居文庫

　秋田駅前に9月、約1,000冊の本を揃えるカフェと、「カリモク家具」の商品を取り扱う家具店が誕生。

　2F建てショップの1Fは、〈本と珈琲とインクの匂い〉というキャッチコピーを掲げる「Café 赤居文庫」。ガラスの引き戸を開けると、木を基調としたレトロな空間が広がり、どこか懐かしい雰囲気。文学全集や哲学書から話題の新書まで、テーマの異なるさまざまな書籍を用意し、読書をしながら食事やカフェタイムを楽しめる。

　提供するのは、ハンドドリップで煎れる自家焙煎コーヒーやスイーツ、ガレット、オーブン料理など。アルコールもバラエティ豊富に揃い、夜カフェとして利用できるのもうれしい。読みかけの文庫本は、貸し出しや購入も可。窓際の壁に飾られた、すべて異なる時間を指す古時計や、雨の日だけの隠れメニューなど、遊び心溢れる仕掛けにも注目を。非日常的な空間で、時間を忘れてくつろいで。

「赤居文庫ブレンド」と、「珈琲醤油小豆ロールケーキ」。コーヒーのコク深い味わいが、甘いスイーツと相性◎。

注文を受けてから1枚ずつ焼き上げる、そば粉のガレット。3種のチーズとハム、タマゴを乗せた「コンプレット」がオススメ。

たくさんの古時計が飾られた不思議な空間。正しい時間を指しているものを探してみては。

M’s APARTMENT

　「Café 赤居文庫」の2Fにある家具店。愛知県に本社を構える老舗家具メーカー「カリモク家具」のブランドである、「カリモク60」の商品を取り揃える、秋田初の正規販売店となっている。〈ロングライフデザイン〉をコンセプトに、1960年代から作り続けられた商品は、幅広いスタイルにマッチするベーシックなデザイン。テーブルやチェア、アンティーク雑貨など、レトロモダンな品々に触れよう。

「Kチェア」。あらゆるインテリアに馴染むシンプルさが人気。

子どもの頃に誰もが出会った、懐かしの文房具はリーズナブル。

スポーツカーオブジェなど、ヴィンテージ雑貨を販売するスペースも。