どうも、来世はノエルなんて名前のイギリス人になりたい編集スタッフ・Pineです。
今月は、Radioheadのレア音源配信やらJames Blakeの新作リリースやら、洋楽狂いのオタクには“胸アツ“なニュースばかりで、2019年が始まって早々新譜チェックに追われる毎日。
特に最近の新作でオススメなのは、「American Football」!※ スポーツではありませんよ!
アメリカ・イリノイ州出身のキンセラ兄弟を中心に結成された4人組バンドで、日本では一般的にポストロックやエモと呼ばれるジャンルに区分されます。
つい先日(1/23)発表されたばかりの新作MVをどうぞ!
今までこのジャンルを聴いたことのない人には、「これもロックなの?」って感じだと思います。
これがロックかどうかは別として、歌心あふれるメロディー、緻密で豊かな楽器のハーモニー・・・
「かっこ良くないですか!?」(語彙力0)
日本でもこのジャンルで活躍するバンドは数多くいますが、
実は秋田にもAmerican Footballよろしくエモ・ポストロックの系譜をたどるバンドがいるんです!
(前置きが長くなりましたが)今回紹介するデモバンはこちら!
第二回は、月刊あきたタウン情報2018年10月号「アキカル!」でも紹介していたバンド、「ヒト×ヒト」です。
Gt/Vo.武田くんを中心に結成された4人組バンドで、秋田を拠点に、最近は県外にも活動の場を広げている彼ら。
昨年に1作目【1st d_emo】をリリースしたばかりですが、すっかりライブハウス界隈ではお馴染みのバンドに。
彼らの音楽は、個人的な解釈で言うならば、
“American Footballミーツ ハヌマーン”
先人の緻密なギターアンサンブルと変拍子のビートを咀嚼した、エモーショナルな音像。偉大な邦ロックの先輩・ハヌマーンにも通じる、文学的で皮肉めいた日本語詞とグッと引き込む切なさと力強さを持ったメロディー。
そんな楽曲の数々に、ポストロック好きはニヤニヤ、邦ロック信者も思わず心を開いてしまうような印象があります。
まずは、一度聴いてみてください!
いかがでしたか?
Dr.玉川くんとBa.鎌田くんが刻むタイトなリズムに、武田くんとGt桜田くんのギターが絡み合うアンサンブル!(好きだ〜)。
音源も良いですが、ライブはもっと良いですよ!
語りかけるような歌と演奏が心地良い序盤から、衝動をそのまま解き放ったような轟音と本能をさらけ出す“叫び”に近いボーカルが折り重なる終盤へ・・・
楽曲展開の起伏が、そのままオーディエンスの感情に訴えかけてくるような感動があります。
ジャンルなど知らなくたって、しっかりと音楽に浸れた確かな感触を持って、
声と言葉の説得力を再認識する、そんな気持ちになれる音楽だと思います。
最後に、1月12日に行われた最新のライブからインスト曲「朝露」が公開されていたので載せておきます。
なかなか前述のような海外バンドのライブを見る機会がない秋田で、
エモ・ポストロックという音楽をリアルにライブで触れることのできる貴重なバンド、ヒト×ヒト。
ぜひ、
生で観て、聴いて、感じてほしい!
次回のヒト×ヒトの秋田ライブは、
2月11日(月・祝) 秋田LIVESPOT2000 『ライスポ2マンライブ!!!』
前回紹介したFREECROSSとのツーマンライブです!
詳細は以下からチェックしてくださいね!
http://www.livespot2000.com/201902.html
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