令和6年7月、大曲農業高校を対象に、林業職場体験学習を開催。この体験学習は、地元森林組合等の協力で毎年開催しており、今年は2年生と3年生の26名が参加。美郷町六郷の国有林内で行われました。
森林組合のグリーンマイスターによるスギの伐採見学では、大迫力に「お〜〜〜!」と歓声が上がり、ハーベスタ等の高性能林業機械を操作体験する時は、ドキドキ!ワクワク! チェーンソーを使っての丸太の玉切りは恐る恐る…。高校生林業職場体験の一日を追ってみました。
伐採、枝払い、玉切り(丸太にすること)を一挙に行える高性能林業機械「ハーベスタ」。大きな丸太を掴み、あっという間に伐採しちょうど良い長さの丸太に切っていきます。
オペレーターに操作方法を聞く生徒たち。「ハーベスタ」は特に操作が複雑で大変ですが、一人ひとり真剣な表情で取り組んでいました。
立木の材積を出すには「直径」と「高さ」を測定し、計算式を使って計算します。 木を測ることを「測樹」といいます。
普段は使うことのないGPS測量や測樹用機器の説明を受ける。森林の面積や立木の材積を効率的に算出します。
「グラップル」は、伐採・玉切りされた丸太をつかんで、フォワーダやトラックの荷台などに積み込みをする機械です。
立木の伐採や玉切りなどに欠かせない「チェーンソー」。刃が高速回転しているので、効率良く切断することができますが、安全に十分注意する必要があります。
「フォワーダ」は、「ハーベスタ」などで玉切りした丸太を荷台に積んで運ぶ自走式機械です。運転・操作を体験しました。
「ハーベスタ」による伐採作業のデモンストレーションを見学しました。太い秋田スギがバキバキバキッ!と大きな音を立てて、あっという間に伐倒・玉切りされました。
Q. 「林業体験学習」に参加してみて、どう感じましたか。
体験するまで、林業で働く人達の仕事内容がイメージできなかったんですが、それが今日で理解できたように思います。機械の一つひとつがとても大きく、操作も複雑で…働く方々はすごいなと感じました。
Q. 印象に残っていることはありますか。
そうですね…「ハーベスタ」はちょっと動かしただけでもアームがかなり揺れるし、操作も手元にボタンが何個もあって、一番難しかったです。
Q. 実際に体験して、将来に生かせることはありましたか。
僕は公務員として林業を目指そうと思っていて。実際に現場で作業はしないかもしれないんですが、今日は県の仙北地域振興局の方々にいろいろなことを聞くこともできて、仕事内容を理解できたのが大きかったと思います!
Q. 「林業体験学習」に参加してみて、どう感じましたか。
森林の割合が多い日本や秋田の中で、最前線で働いているプロの方々の働き方が見られて良かったです。進路として林業を考えてみても良いなと思うようになりました!
Q. 印象に残っていることはありますか。
「ハーベスタ」は操縦してみて一番難しかったのですが、デモンストレーションで動かしているところを見て感動しました。「チェーンソー」は力がいるし、コツも必要なんだなと体験してみて感じましたね。
Q. 実際に体験して、将来に生かせることはありましたか。
現在は専門学校への進学を考えているんですが、今日の林業体験学習を通して、その後の就職先として林業という道も考えていきたいと思います。
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