秋田魁新報社が主催する「子ども記者体験教室」。夏休みを利用し、子どもたちが県内のエネルギー施設と地域の魅力を知るこのイベントは、今年は7月19日に開催されました。秋田県内の小学5・6年生の子ども記者と保護者12組が、男鹿水族館GAOと東北電力能代火力発電所を取材。最後はたくさんの発見と思い出をまとめて、新聞制作を行いました。その模様をお伝えします!
昨年7月に開館20周年を迎えた、秋田県を代表する観光施設「男鹿水族館GAO」。子どもたちは、普段見ることができないバックヤードを見学し、水族館の仕事について取材しました。
【潜水すること】
潜水するために必要な装備の総重量は約20キロ! 重すぎて水から上がれない時は他の人に引っ張ってもらうそうです。また、潜水しながら魚の健康状態もチェックしています。
【エサの準備】
生き物の好き嫌いや体重、口の大きさに合わせエサのアジを切り分けるそうです。寄生虫がいる可能性もあるので、生ではなく一度冷凍させたエサをあげます。
【展示すること】
水槽の細かいところまできれいにするため、お掃除用具を手作りしています。また、青色のスポットライトを当てるなど、生き物が過ごしやすい環境をつくっています。
石炭を燃料に電気をつくる「東北電力能代火力発電所」。県内産の木質バイオマス燃料を石炭に混ぜて燃焼することで、カーボンニュートラルに向けた取り組みを行っています。再生可能エネルギーの導入が拡大するなか、その出力変動を補うとともに、電力需要が急増する時期には迅速に出力を増加するなど、電力の需給バランスを調整する電源として、重要な役割を果たしている能代火力発電所を取材しました。
【発電所構内を一巡】
最大58万t(約40日分)の石炭を貯蔵している広大な「貯炭場」や高さ180メートルの「集合煙突」などを間近で見学。さらに、タービン建屋の屋上からは、日本最大級の規模を誇る「風の松原」などを一望しました。
【発電の仕組みを理解】
大きな発電設備が置かれた「タービンフロア」を見学。小麦粉ほどの細かい粉状に砕いた石炭をボイラーで燃やし、蒸気を発生させてタービンを回すことで電気をつくっていることを学びました。
記者体験教室の締めくくりは、各施設の特徴や印象に残った体験を記事にまとめた新聞制作。子どもたちは限られたスペースでいかに分かりやすく伝えるかに頭を悩ませました。
子どもたちが制作した新聞はこちら↓
「さきがけ子ども記者体験教室2025」の様子は、秋田魁新報社のYouTubeチャンネルでも公開中です。
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