秋田県内で婚礼・パーティ・レストランなど、幅広い事業を展開するイヤタカグループ。2021年のコンセプトは「ユニバーサルアニバーサリー」です。
これからの時代に沿った〈広く彌(あまね)く、新しいお祝いのカタチ〉を、シリーズ連載で紹介します。
最終回となる今回は、「新しい結婚式」について。
あきたタウン情報編集部・富橋が、イヤタカグループのウェディングプランナー・村上さんにインタビューしました。
編集部・富橋(以下:編):連載第1回ではオリジナリティ溢れる人前式についてうかがいましたが、「新しいウェディングのカタチ」として、ほかに取り組んでいることはありますか?
村上さん(以下:村):はい。遠方にいたりと参列できないゲストのために、「ムービーシェアサービス」を始めました。式と披露宴のダイジェスト映像を、公開範囲を限定して、期間限定でYouTubeにアップします。
編:ダイジェスト映像って、最近の結婚式でよくある、当日の映像をまとめたものを最後に流すエンドロールのようなものですか?
村:そのような感じです。エンドロールを頼んだ方が、追加オプションとして加えることが多いですね。せっかく当日用に撮るのなら活用しませんか?と。あとは、最近始めたばかりのサービスですが、Zoomを使った挙式のライブ配信も行っています。
編:それらはプロが撮ってくれるのでしょうか?
村:もちろんです!
編:スマホで撮るとどうしてもブレブレの映像になってしまうから、プロが撮ってくれるのはうれしいです。
村:参列者が自分で撮るパターンはありましたが、お客様の声を受けてサービス化しました。
編:感染症が落ち着いたとしても、遠方だったり、小さい子どもがいたりと、何かしらの事情で参列できない人はいるかと思います。これまでは不参加だった人でも、今後は家から参列できますね。
村:そうなんです。今後も喜んでいただけるサービスだと思っています。
編:式の内容で、これまでと変わったことはありますか?
村:以前もご紹介しましたが、フォトウェディングの人気が高まっています。
編:スタジオを飛び出して、県内各地のスポットで撮影することもできるのですよね。
村:はい。四季折々の自然の中や、男鹿水族館「GAO」の大水槽の前で写真を撮ることができます。
編:すごい! 一生の思い出ですね。
村:ご家族に見学に来てもらい、フォトウェディングの中でケーキ入刀の撮影をすることもありますよ。
編:え、そんなこともできるのですか?
村:もちろん! みんなに見てもらいながら、ケーキ入刀をしてもらいます。
編:面白い! フォトウェディングと言いながら、一つのセレモニーのようですね。
村:そうなんです。フォトウェディング自体は以前からありましたが、今までやったことがないことと言えば、挙式の中に演出を加える方もいますよ。
編:それは、どのような感じですか?
村:披露宴ではなく、挙式の続きとしてキャンドルリレーを行ったり、親御さんへの手紙を読んだり…。
編:そう言えば、以前、「ダーズンローズセレモニー」の話をうかがいました。
村:そちらもですね。人前式なら自由度が高いので、オリジナルの演出を加えることができます。式自体は10分程度で終わるので、せっかくゲストが来てくれたなら、ちょっぴり特別なことがしたいという方が多いです。
編:多くの人が集まる披露宴は難しいという方でも、限られた人数で行う挙式の中で、思い出が作れるのは素敵ですね。
村:そうなんです。挙式に、披露宴で本来行う予定だった演出を組み込む方もいます。披露宴を行わない場合、ゲストに料理の折り詰めを持ち帰ってもらうこともできますよ。
編:え〜、それはうれしい! どんな料理なのですか?
村:「フレンチレストラン 千秋亭」だとフレンチ、「イヤタカ」だと和食と、会場に合わせてシェフが考えています。
編:ゲストが家に帰った後、「素敵な式だったね」と振り返りながら料理を楽しんでもらえるのですね。
村:はい。式の続きのような気分で味わっていただければ。
編:さまざまな取り組みをうかがいましたが、以前の結婚式とは随分変わりましたよね?
村:もう本当に、ガラリと変わりました。今までは、挙式のみというパターンもなかなかありませんでしたから。
編:自由度がとても高いのだなと思いました。その夫婦に合った式を考えてくれるプランナーさんってすごい!
村:私たちもやっと慣れてきたところです。「こういうことをやるのはどうだろう?」と、プランナー同士でたくさん話し合いました。今はSNSで事前にいろいろと調べてくる方も多いですし、日々勉強しています。
編:情報共有が大切なんですね。
村:以前、弊社の社長が話したように、これまでは挙式と披露宴がセットで、それが当たり前でした。今は、挙式だけのパターンやフォトウェディングなど、それぞれをセレモニーとして考えています。
編:「挙式=披露宴」ではない、というお話をうかがっていましたが、具体例を聞いて、夫婦に合わせたセレモニーがどのようなものなのかがよくわかりました。
村:特に感染症が蔓延していた時期は、「本当は披露宴をやりたいのだけれど…」という思いでいらっしゃる夫婦が多かったです。お客様の「やりたい」という気持ちを汲み取って形にすると、必然的に、それぞれの夫婦によって異なるセレモニーになりました。
編:まさに〈新しいウェディングのカタチ〉ですね。自由度が高い自分たちだけのセレモニーというのは、感染症の状況に限らず、今後も喜ばれそうです。
村:はい。これからも、夫婦に寄り添った幸せいっぱいのウェディングをお届けします。
【今月のPremium Plan】
イヤタカだからできる「顔合わせ・結納プラン」
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