時代の先端に立ち、企業や団体を引っ張っているトップリーダーは、どんな思いで働き、どんなプライベートな一面を持っているのか。「あきたタウン情報」の編集長・ミキティが秋田の業界で今、輝く人にインタビュー。
八森産の魚介類を中心とした、さまざまな加工品の製造・販売を手がける鈴木水産。中でも県魚であるハタハタの加工品が多く、力強いロゴのパッケージが印象的な「はたはたずし」は同社の看板商品。ほかにも、「ハタハタキャビア」や「ハタハタオイル漬け」、干物などを販売しています。
代表を務める鈴木勇さんは、「ハタハタ漁が盛んになる12月は、『はたはたずし』づくりも最盛期です」と、まもなく迎える繁忙期について話します。そんな時原動力になるのは、お客様からの率直な意見。「『今年も美味しいね』『良い出来だね』なんて言われると、本当にうれしい。お客様の声は社員全員に伝えていますよ。また頑張ろうという刺激になるようです」。
商品化のアイデアは、社員の意見を参考にすることが多いのだそう。「ハタハタをどういう風に調理したら美味しいのか」という基本的な考えを大切にし、チャレンジを惜しみません。最近は全国から関心を集め、「SNSに商品をアップしてくださる方も多いんですよ。ハタハタは淡白な味でクセがなく、食べ方も加工も、まだまだたくさんの可能性を秘めているのではないでしょうか」と期待を寄せます。
今後について伺うと、「若い世代や子どもたちにとって、ハタハタの存在が薄れていていることが懸念。〈ハタハタの日〉を設けたり、イベントを開催するなど、県が一丸となってもっと盛り上げていかなければ」と力強く語ってくれました。
1日のほとんどは工場勤務。衛生面や体調管理を徹底し、自らすべての生産工程に携わる(作業内容は日々状況によって異なる)。商談時期(9月・ 10月)は、来客対応や県外出張も多くこなす。晩酌がとにかく大好きで、食事はなんと夜だけ。
☆家族構成……………………妻・息子・娘
☆愛読書………………………「成りあがり」(矢沢永吉著)
☆休日の過ごし方……………地元でルアー釣り
☆落ち込んだ時の復活法……「みがき砂」と言う言葉を思い出す
☆気分がアガる愛用品………iPhone
☆いざという時の勝負メシ…トンカツ(地元の行きつけ店で一度に2皿食べる)
☆最近気になること…………海の状況
☆お気に入りの秋田弁………「んだすな!」
☆ココロに響く言葉…………みがき砂
10月発売。餅米とハタハタで仕込んだ「御献上はたはたちまき」二段重(しょっつる風味・しそ醤油味)2,880円(税込)はレンジアップで。
住所 | 秋田県山本郡八峰町八森字磯村72-3 |
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TEL | 0185-77-2217 |
HP | http://www.suzuki-suisan.co.jp/ |
創業 | 1975年8月 |
資本金 | 1,000万円 |
売上高 | 2.5億円 |
従業員数 | 17人 |
主な事業内容 | 近海魚・水産加工販売 |
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