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秋田林業大学校を知ろう! 研修生&卒業生インタビュー

2023.09.25
(更新日:2023.09.26)

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秋田林業大学校の魅力を知るためには、実際に同校で研修を受けている人たちに聞くのが一番!
ということで、現在研修を受けている2人と、
秋田林業大学校を卒業し、秋田の企業で活躍している卒業生1人にお話を聞きました。

目指せ、林業のトップランナー! 日々学び続ける研修生にインタビュー!

01. 藤井烈さん 秋田林業大学校2年生

ー藤井さんのプロフィールを教えてください
美郷町出身で、大曲工業高校を卒業後、秋田林業大学校へ。趣味は漫画・アニメ鑑賞。好きな食べ物は寿司です。

ー林業に興味を持ったきっかけは
土木関係の仕事に就こうと思っていましたが、高校の合同企業説明会に参加した際、林業関係の企業の話を聞いて興味が湧きました。建設業のように、人が歩いているところ=〈表〉ではなく、人が見えないところ=〈裏〉で作業するのが格好良いなと思ったんです。

ー秋田林業大学校に惹かれた理由は
林業に携わる仕事がしたいけれど、いきなり入るのはどうかな?と考えていた時に、「秋田林業大学校」のポスターを見て関心を持ちました。人材が少ないと言われる林業で、人材を育成する施設があるのは素晴らしいなと。

ー楽しい授業はありますか
やっぱり、実習で伐倒の実践をするのがおもしろいです!


ー林大での1日の研修の流れを教えてください
普通の学校と違い、午前と午後で研修が分かれています。ひとつの科目に集中して取り組めるのが特徴ですね。

ー学校や授業の雰囲気はどうですか
みんな笑顔で楽しくやっています。もちろん、集中する時はしっかりと取り組むのでメリハリがあります。

ー授業や実習で大変なことはありますか
木を伐採するときが大変。木を倒す方向もそうですが、勝手に倒れないようにする“ツル”を残す作業も、大きさを考えて行うなど、まだまだ技術面の難しさはあります。

ー就職活動について教えてください
現場での仕事はもちろんですが、山を管理する〈中の仕事〉にも興味があります。そのためには技術だけでなく、人と関わる”コミュニケーション”も重要だと感じました。何度かインターンシップを重ねて、「ここで働きたい」と思った職場と出逢えたので、頑張りたいと思います。

ー将来のビジョンは
どんな仕事も、誰でも良いのではなく、「彼ならやってくれる」と頼られるような人材になりたい。

ー藤井さんが思う「秋田林業大学校」の魅力をお願いします
普通の学校を卒業してからすぐに林業関係の会社に入るのと、「秋田林業大学校」で学んでから入るのとでは全く違うと思います。育成してもらえる環境があるのは貴重ですよ!

02. 森川和奏さん 秋田林業大学校1年生

ー森川さんのプロフィールを教えてください
秋田市出身で、金足農業高校卒業です。趣味はギターで、今はバイクの免許をとるために教習中。好きな食べ物は卵料理全般です♪

ー林業に興味を持ったきっかけは
金農の卒業生で秋田林業大学校に入った先輩が多く、在学中に秋田林業大学校で林業機械の操作体験実習もありました。林業に関わる機会を設けていて、そこではじめて林業について知りました。

ー秋田林業大学校に惹かれた理由は
担任の先生に薦められました。それで興味を持って、オープンキャンパスに参加してみたら「楽しそうだな、入ってみようかな」と。

ー実際に研修を受けてみてどうですか
金農でも実習をしていて、身体を動かすことは元々好きだったので、実習は楽しいです! 今は基本的な伐倒だったり、枝払いなどを行っています。初めてやってみた時は本当に緊張して、先生に教えてもらいながらやっと木を倒せた…!という感じでした。たくさんサポートしていただきながら、少しずつできることが増えている状況ですね。

ー将来のビジョンはありますか
今、勉強していることを森林組合や企業に入って役立てたい。そのためにも身体を動かして、作業や技術を高めていきたいです。そして入社した先で貢献していきたいと思います。

ー男性が多い環境だと思いますが、女性だからこその強みはありますか
男性と比べると、細かいものに取り組んだり、集中してできるのかなと思います。林業の現場では、女性ならではの器用さを発揮できるのではないかと思っています。

ー“林業女子”としてロールモデルにしている人はいますか
一個上の先輩までは知っているのですが、その上の先輩方を直接は知らなくて…。今後、インターンシップなどでそういった女性の先輩たちに出会えたら良いなと思っています。

ー森川さんが思う「秋田林業大学校」の魅力をお願いします
実習は楽しいですし、取り扱う機械も充実しています。自分で何かを準備しなくても、ここに来れば機械や設備がほとんど用意されている。「林業に携わりたい」「秋田林業大学校で学んでみたい」という気持ちさえあれば、気軽に挑戦できるのが魅力だと思います。

林業の現場で活躍する、若き林業技術者にインタビュー!

03. 富樫翔さん 秋田林業大学校2期卒業生 株式会社堀川林業 所属

ー富樫さんのプロフィールを教えてください
大仙市出身、大曲農業高校を卒業後、秋田林業大学校での研修を経て堀川林業へ入社しました。趣味はサバイバルゲーム、アニメ鑑賞ですが、今は生後6カ月の息子と遊ぶのが楽しいです。好きな食べ物はラーメン、寿司、カレー!

ー林業に興味を持ったきっかけを教えてください
元々、祖父が製材所に勤めており、幼い頃から木材に関わりがありました。大曲農業高校の選択科目でも林業を選んでいて、勉強が自分にすんなりと入ってくる感覚があり、先生から「秋田林業大学校」のことを教えてもらったのがきっかけです。

ー秋田林業大学校に惹かれた理由は
野球部に所属していて身体を動かすのが好きだったし、体力にも自信がありました。常に同じ仕事をするより、身体を動かして働く方が自分には合っていると思ったためです。

ー印象に残っている研修はありますか
林業は危険なこともある仕事ですが、秋田林業大学校では基本・基礎をしっかりと反復します。安全面の基本を理解した上で就職できたことが、仕事で生かされていると感じます。僕の在学時は開講したばかりで所有する機械も少なかったと思いますが、今は現場で使う機械も多く揃い、実践に近い実習ができるのも魅力。森林組合や民間企業へのインターンシップにも力を入れていて、1社だけでなく、さまざまな就職先を詳しく調べることができました。

林大や研修の雰囲気はどうでしたか
やるときは全員集中して、楽しむときは楽しむという雰囲気。みんな作業が始まると、「もっと上手くなりたい!」と熱中していき、切磋琢磨していましたね。

ー就職活動についてですが、堀川林業を志望した理由はなんですか
堀川林業には、先生からの紹介でインターンシップに行きました。生産量は県内トップクラスで、全国にも通用すると知った上でインターンシップに行くと、作業員のレベルの高さ、機械操作や伐倒、効率性など、トップクラスの作業を目の当たりにしました。「自分もトップクラスの会社でチャレンジし、どこまでやれるか試したい。そういう環境で仕事することで自分も成長できるのでは」と思ったのが志望理由です。

ー1日の仕事の流れを教えてください
現場作業の日の流れですが、出勤→全体ミーティング→班(5〜6人ずつ5〜6班に分かれて稼動)ごとに各現場へ→伐倒等の作業開始→15:30〜16:00頃に撤収→16:30〜17:00頃に帰社、自由解散という感じです。他班の作業員たちと現場の情報共有をすることもあります。

ー仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか
林業は自分の成長がわかりやすい仕事だと思います。木を倒すとその場が広くなり、遠くから見ると空間がどんどん広がって、それが目に見える自分の成果になる。伐倒作業で言うと、最初は倒したい方向に木を倒すのは難しいけれど、やればやるだけ上手くなっていく。また、林業は木を掴んで倒したり、土を掘りながら木を掴んだりといろいろな機械があって、それぞれ操作方法も違います。たくさんの機械に乗れるのも魅力のひとつですね。
もちろん、天候のコンディションが悪い日などは、いつも以上に体力が必要です。辛いこともあるけれど、身体を動かすことが好きな人にとっては、やりがいの方が大きい仕事だと思います。

ー富樫さんが思う「秋田林業大学校」の魅力をお願いします
林業はさまざまな資格が必要ですが、秋田林業大学校ではたくさんの資格が取得できるし、インターンシップにも行けます。事前に学ぶことで就職先での仕事の流れもある程度理解でき、資格を持っているからこそ、機械にもすぐ乗れたりします。つまり、即戦力になれるはずです!

秋田林業大学校の魅力を知ろう!

秋田林業大学校では研修生を募集しており、オープンキャンパスも開催中!
気になる方は、下のアイコンをクリックしてチェックしてみて。

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