シリーズ新連載「Universal Anniversary」vol.1

秋田県内で婚礼・パーティ・レストランなど、幅広い事業を展開するイヤタカグループ。2021年のコンセプトは「ユニバーサルアニバーサリー」です。
これからの時代に沿った〈広く彌(あまね)く、新しいお祝いのカタチ〉を、シリーズ連載で紹介します。
初回となる今回は、そのコンセプトについて。
あきたタウン情報編集部・富橋が、イヤタカグループ・大野恒平社長にインタビューしました。

イヤタカ 代表取締役社長・大野恒平(右)

セレモニーの意義を考え直したい

編集部・富橋(以下:編):今年のコンセプト「ユニバーサルアニバーサリー」はどんな意味合いですか。
大野社長(以下:社):コロナ禍で人が集まる機会が制限される中、成人式や卒業式の中止というのが、個人的にとてもショックでした。「人が集まる行事だから開催できない」という考えは短絡的な気がして…。記念式典やセレモニーの存在意義や開催する環境を、もう一度真正面から考えたいと思いました。
編:成人式や卒業式などは一生に一度の機会。節目としてお祝いしたいですし、してもらいたいですよね。

手探り状態で過ごした1年半

編:今後、誌面やwebの連載で〈広く彌く、新しいお祝いのカタチ〉について詳しく紹介していきますが、まずは結婚式についてお聞かせください。
社:この1年半、全社員が手探り状態で過ごしてきました。結婚式でどうすれば感染リスクを下げられるかと、知恵を絞って乗り切った事例などを今後ご紹介できればと思っています。
編:式を延期するのか、参列して良いのか…私の友人も、みんな悩んでいました。
社:2、3回延期した方もいますし、いつできるかわからないから身内だけでも、と開催された方もいらっしゃいます。
編:その中で、開催の決断をした場合、どんな工夫をするかということですよね。
社:アクリル板の設置や消毒はもちろんですが、招待状に、会場からの手紙を同封するということを行いました。会場の規模や招待人数を記載し、招待状を返信するときの安心材料になればと。
編:新郎新婦に直接聞きづらいこともあると思うので、事前に知らせてもらえるのはありがたいです。でも、対策を講じるとなると、打ち合わせも増えるのでは?
社:オンラインでの打ち合わせがほとんどです。仕事で時間が取れない方もいますし、気軽に選ばれる手段となりました。

ライフスタイルに合わせた提案

編:七五三や家族会などはいかがでしょうか?
社:コロナ禍で、家族との過ごし方を改めて考える機会が増えたと思います。七五三については、今までも彌高神社で行ってはいましたが、去年の秋から、本格的なサービスとして打ち出しました。秋のシーズンだけでなく、GWなど家族が集まれるタイミングで写真を撮ったりと、それぞれの家族のライフスタイルに合わせていろいろな選択肢を提供し、子どもの成長をお祝いできればと思っています。
編:七五三以外に、お食い初めなどもできるのですか?
社:はい。今までもご要望があれば行っていましたが、サービスとして打ち出してはいませんでした。それを今回、「イヤタカならこういう風にできます」と発信していこうと。
編:お膳や一升餅も用意してもらえたり…?
社:もちろん。進行から料理の提供まで、すべてお任せいただければ! お食い初めって、人生で数えるくらいしか体験しないセレモニーですよね。どうすれば良いかがわからないという方が多いと思うので、積極的にご案内します。
編:慌ただしい準備が必要なく、そして、実は知らないという部分を教えてもらえるのはありがたいです。
社:還暦のお祝い、あとは神社が母体なので、お祓いの情報も発信できれば。
編:それはイヤタカさんならではの強みですね。

家族会の料理イメージ

編:成人式や入学・卒業式についてはいかがですか。
社:予約の仕方からすべて変えました。当日レンタルがメインで、それに前撮りを追加するというパターンを逆転させたんです。まずは、二十歳の記録を写真で残しましょうと。
編:式の有無に関わらず、節目として晴れ姿を残したい気持ちはありますものね。
社:卒業式も、例えば、友だちと事前に集まってアルバムを作るというのはどうだろうと。
編:確かに卒業式って、人混みの中で撮った写真が多いかも…。仲良しグループでロケーションの良い所で写真を撮ってもらうのは、素敵な思い出になりそうです。
社:みんなで割り勘すればそんなに負担もないですし。

成人式前撮りイメージ

結婚式=披露宴ではない

編:新しい結婚式というのは、どういったものでしょうか。
社:今までの結婚式って、披露宴ありきだったと思うんですよ。ケーキ入刀とか、キャンドルサービスとか…。
編:そうですね。「結婚式」と言われて今思い浮かべている場面は、全部披露宴です。
社:本来は、牧師さんや神職の前で、二人で誓いを立てるセレモニーなんですけれど、これまではどうしても披露宴がメインになっていました。結婚式をやりたくないという人もいますが、それは披露宴のことでは?
編:確かに。両親への感謝の手紙など、ちょっと恥ずかしいなと思っていましたが、それも披露宴です。
社:コロナ禍で集まれないという状況は、披露宴をやりたくない人を肯定させたと思うんですね。逆に言えば、披露宴ではなく「結婚式」をしたいという問い合わせがすごく多くて。
編:なるほど。
社:今までは、前撮り、挙式、披露宴、二次会、とパッケージになっていました。それを、本来のセレモニーとして、いろいろな形があってもいいのではないかと考えて。写真だけ撮ろうとか、牧師さんの前で挙式をしようとか…。
編:それぞれの夫婦に寄り添った形ということですね。
社:お二人のご要望に沿ったものを提供していきたいなと。
編:それって、大変な部分も多いのではないですか?
社:もう、構造改革ですよ。会社としてやり方をがらっと変える部分もあるし、難しいです。でも、結婚式をあきらめていた方が、やっぱりしたいと思ってくれる方がうれしい。これからの時代、その方が皆さん喜ばれるのではないでしょうか。
編:みんながみんな、一様なものを求めているわけではないですしね。
社:いつの間にか、結婚式=披露宴になっていました。難しいですよ。自己否定にもなるし、ほかの会社を悪く言うつもりもないです。でも、こんな状況だからこそ、セレモニーの本来の意味・意義を、新郎新婦様と共有し合うという部分に立ち返りたいと考えています。

フォトウエディングイメージ

編:コロナ対策だけでなく、いろいろなことを根本から考え直した1年半だったんですね。
社:まさにそうです。悩んで、考えた結果が今回の「ユニバーサルアニバーサリー」。今後連載の中で詳しく紹介していきます。

気になる次回は

次回のテーマは「結婚式」。実際に行われた「Withコロナ」の結婚式をご紹介します。

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テラス席イメージ

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