鵜ノ崎テラス

男鹿市の直売所が通年営業に
魚を使った新たな加工品も

　男鹿市で漁から海産物の加工まで行う「渉水産」の直売所が、7月、「鵜ノ崎テラス」としてリニューアルオープン。これまで期間限定でワカメやサザエなどを販売していたが、テラスを広げて改装し、満を持して通年営業を開始した。

　店内では、サザエやアワビなど旬の魚介や、自社で手掛ける「とろとろわかめ」などの加工品を販売。イチ押しは、大豆を使わずに魚とオカラ、麹、食塩で作った新商品「さかなの味噌」。魚のダシが含まれるため、お湯に溶かすだけで味噌汁を作ることができ、キュウリに添えたりと、普通の味噌と同じように使える。

　食事は、「さかなの味噌ラーメン」850円や「シーフード焼きソバ」700円など、直売所ならではのメニューを提供。社長自らが水揚げした魚介を盛り込んだ「磯焼きセット」3,000円〜は、サザエの食べ放題が付いてお得！　鵜ノ崎の海を楽しんだ後は、気軽に立ち寄ってみて。各税込。

（トップ写真）ラーメンやかき氷など、海の家で定番のメニューが楽しめる。

約3年かけて商品化した「さかなの味噌」470g・各700円（税込）。たら（左）、ハタハタ（右）のほか、秋にはアジも発売予定。

ほんのりと魚の風味と旨みを感じられる「さかなの味噌ラーメン」850円（税込）は、あっさりとした味わい。使用する味噌は日替わり。

取材時の「磯焼きセット」3,000円（税込）は、牡蠣や車エビ、カレイの一夜干しなど、盛りだくさんの内容。