年がら年中指先が冷たく、肩こりやむくみなどに悩まされている私。
この冬こそ手足の辛い冷えを改善したいなぁ〜と思い、さまざまな温活に取り組んでいます。

そんな時、先輩スタッフHさんが貸してくれた『紅茶セラピー』。
この本では、体を温め、免疫力を高められる紅茶の効能について詳しく書かれていました!

中医学的にも紅茶は「温性」
紅茶が「温活」に良いというのは、ホットティーとして飲むからというだけではないようです。
「医食同源」という言葉がありますが、これはもともと中医学の「薬食同源」から来た考え方で、薬と食事は健康を保つうえで根源を同じくするものである、という意味。各個人の体質や体調などに合わせて、どのように食を選び摂取すると良いかを考慮して、食材の持つ性質を理論的に分類し、食生活に取り入れるという考え方が継承されてきました。
その中に、「五性」というものがあります。これは、「体を温める」、「体を冷やす」というような、食材の持つ性質を分類したもので、「熱・温・平・涼・寒」に分けられています。紅茶はここでは「温性」とされ、冷え性の解消に効果があると期待されているのです。
(p46引用)
温かい紅茶を飲む習慣は、手軽にできる「温活」のひとつ。
体が温まるだけでなく、リラックスできる香りや、 気持ちがホッとする甘い味わいが大好きです。
ちなみに緑茶は「涼性」に分類され、体を冷やす効果があるそう。
同じ茶類なのに不思議だなぁ〜。
寒い季節には、「温性」に属する紅茶で体を温め、日々の疲れを溜めないようにしたいですね。
ということで今回は、こちらの本で紹介されている温活紅茶レシピを実践してみました!!
「ペッパーロイヤルミルクティー」
【材料】(2人前)
・茶葉 6g
※ティーバックの場合は3袋
・牛乳 200ml
・水 200ml
・ブラックペッパー(あらびき) 小さじ1
【作り方】
1.片手鍋に牛乳と水を入れ、火にかける。
2.茶葉はあらかじめ小鉢などに入れ、お湯をかけて浸しておく。
3.沸騰直前に1を火から下ろす。2を浸したお湯ごと加え、そこにブラックペッパーを入れる。
4.フタをして3〜4分蒸らす。
5.時間になったら、茶こしを使ってカップに注ぐ。
6.カップにフォームドミルクをゆっくり注ぎ、上からブラックペッパーを振る。

紅茶を淹れる時、あらかじめ茶葉やティーバックをお湯で湿らせておくことで、紅茶の成分が抽出されやすくなるそう。知らなかった〜!
たっぷりのミルクで抽出した濃厚な味わいで、ペッパーの香りとほのかな辛みがアクセントに。
じんわりと体の中から温まってくるのがわかります♡
また、ブラックペッパーは血流を良くする効果があるそうで、紅茶の持つ「温」の効果と合わせると、相乗効果が期待できますね。
使った茶葉・参考書籍はコチラ

大館市にある、イギリス時間紅茶時間で販売している茶葉「アッサム」。
甘くコクのある味わいと、芳醇な香りが特徴で、ミルクとも相性抜群です。

「世界で愛される自然の万能薬 紅茶セラピー」
著者 斉藤 由美
〈紅茶と健康〉をテーマに、かつてヨーロッパでは万能薬として珍重された紅茶の驚くべき効能のほか、美味しい淹れ方やアレンジレシピなどを紹介する。
紅茶の基礎知識や、健康効果を高めるための飲み方を知り、日々の暮らしへ取り入れてみてはいかがですか?